業務日誌ーテラスの屋根を取りはずす。
全部塗り替えのお宅様。軒天井も塗装することになってますが、テラスの屋根が邪魔をして手が届かない所があります。そこで家主様とご相談の上、邪魔なコイツを取り外すことにしました。
目次
〇取り外しの条件
〇仮設足場の設置
〇樹脂製の波トタン屋根
〇平らな樹脂製テラス屋根
〇まとめ
〇取り外しの条件
古いモノを撤去・保管および復旧させるには、万が一のことも確認しておく必要があります。家主さまとは予め「経年劣化によって材料が破損した場合は、交換に要する代金は家主様でご負担頂きます。」この旨をお約束頂きました。
〇仮設足場の設置
新しくテラスを取り付けたときにも仮設足場を必要としていた筈です。なので今回の撤去復旧も、仮設足場を建てた後に屋根を取り外します。ビスなどの材料の一時的な置き場にもなりますし、外した屋根材を手渡しで安全に上げ下ろし出来るための道筋にもなります。作業者の安全も確保出来たので、いよいよテラスの屋根を外しに掛かります。
作業レベルでは一番簡単に取り外せるタイプの屋根ですが、固定のビスも多いので結局、作業が多いのもこのタイプ。この屋根は構造上、ビスの打ち付けがキレイに揃っていません。なので元通りに取り付けるためには位置(右から〇番目など)を覚えておかねばならないので、油性ペンで後からでも解るよう記入してから取り外す事にしました。
よく屋外ガレージで見る、透明もしくは茶色の半透明の平板の屋根です。波トタンでも「ポリカ製」のものはありますが、平らでも丈夫になるよう少し厚めに造られています。1枚のサイズが大きいので、取り外し取付け時には強風などで飛ばされないよう、2人以上で作業します。板は各々フレームにはめ込まれてるので、それらの固定具を外してから板を外します。
樹脂製のテラスは便利ですが、塗装メンテナンスで取り外しと復旧までしてくれる業者は限られています。そもそも最初に塗装できる様に取り付けて貰うか、弊社のように取り外し復旧に対応してくれる塗装店を探しておくと良いと思います。
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