シロアリ駆除に密着。
「どこかシロアリ駆除の業者を紹介してくれないか。」と、ご依頼を受ける事があります。
山本塗装は塗装業者ですが、ちがう業種の方と知り合う機会も多いので、お客さまのご要望に応じて弊社選りすぐりの「地元のプロ」をご紹介しています。
アタリマエですが、我々はシロアリのことに関してはまったくの素人なので、そのような時は「これチャンス」と業者さんにお話しを伺ったり、その作業を見学させて貰ったりしています。
今回はその時の体験談です。
「床下と柱」は「セット」
こちらでは10年前「新築の時に一度やって貰った」そうですが、プロに点検して貰いました。
ところが「本来ならセットで行うはずのせん孔注入処理がされていない。」「土壌処理しかしていないのではないか?」とのこと。
シロアリ駆除のセオリーとして「土壌への薬剤散布」処理と木材処理として「せん孔注入」が必要なのだそうです。
※「せん孔注入」とは「床下の柱などに孔を開けて薬液を注入し、孔に木栓を差し込んだうえ、場所によってはさらに薬剤を吹き付ける」作業のこと。
たしかにシロアリは土壌からやって来るのでしょうが、守るべき木材にも直接的な備えは欲しいですよね。
天然成分でシロアリ駆除
シロアリ駆除剤は簡単に言うと「農薬の強力バージョン」なのですが最近では「天然成分」を売りにした製品もあります。
「シロアリ駆除剤」なのでシロアリの健康に配慮するわけは無く「居住者」と「施工業者」への配慮です。
-以下「森林恵MC」パンフレットより抜粋
一般的に防蟻・防腐剤には多種多様の化学合成剤(農薬成分)が使用されています。
その量は農作物に使われる数百倍とも言われています。施工業者はもちろん、その居住者も身体的被害を受けやすい状況です。-
この製品には農薬・化学薬剤が一切含まれずVOC(揮発性有機化合物)を含みません。
室内の塗料や壁紙の接着剤などで一時期話題になった「シックハウス症候群」への配慮がなされた天然植物性の防除剤です。
まとめ
このときはシロアリ駆除も塗装工事も「大ごとになる前の予防」という意味では同じだと感じたものです。駆除作業は5年ごとで安心でしょう。
「必要?不必要?」といった類いのものではありませんでした。必須の作業です。
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