モニエル瓦に密着!!ファインパーフェクトベスト強化シーラー

横須賀市 山本塗装 外壁 屋根 モニエル 洋瓦

モニエル瓦(乾式洋瓦)は、スラリー層と呼ばれるカラーセメントを施したコンクリート瓦にクリアを塗装した製品で、

塗装をしっかりと密着させるためには技術・経験と共に「知識」が必要になる屋根材でした。

今回ご紹介するのは日本ペイントの

「ファインパーフェクトベスト®︎強化シーラー」

「洋瓦だけでなく、経年劣化スレート屋根の付着不安も払拭し、各種素材の高付着と脆弱表面補強効果を両立した

窯業系屋根用下塗り塗料の決定版!」との事。

従来品より扱いやすくなった様なので、モニエル瓦への塗装がより確実にご提供出来るかと思います。少々専門的ですが最後までよろしくお願いします。

「ファインパーフェクトベスト®︎強化シーラー」とは。

画像クリックでwebサイトにリンクします

以下カタログよりー

①多用途

洋瓦、セメント瓦、化粧スレート、ノンアススレート、陶器瓦等の 各種窯業系屋根素材に幅広く対応します。

②含浸/補強

浸透力にすぐれ、素材(下地)に対して「くさび効果」を発揮します。脆弱素 材(下地)の表面を補強し、強度を高め、素材(下地)と強固に密着します。

③高付着

固着力にすぐれ、各種下地、既存塗膜表面に湿潤して一体化し、 強固に密着します。

④1液弱溶剤

1液で取り扱いやすく、弱溶剤のため臭気がマイルドです。ー

材料のムダが出にくい。

弊社が「いいな」と思ったのは、この材料が「1液」だという事。使った余りを缶に戻してまた使えるのは大きなメリットです。

横須賀市 山本塗装 外壁 屋根 モニエル 洋瓦
たっぷりと染み込ませないといけません

従来品は、密着力のために主剤と硬化剤を「混ぜて使う」ものでした。下地処理材は「たっぷりと」塗ってやる工程で、しかも染み込む量は塗ってみないと判りません。

混ぜたモノは産廃として廃棄するしかなく、ムダが非常に出やすかったのです。

溶剤系の仕上げが出来る。

屋根で溶剤系が使えるのも大きなメリットです。凹凸の多い瓦では水性塗料は硬化しづらい箇所が出やすく、夜露や天気の急変などで大きく流れてしまう事があります。

横須賀市 山本塗装 外壁 屋根 モニエル 洋瓦
個人的には、屋根には溶剤系のほうが向いてると思います

溶剤系であれば硬化も一定ですし、天気の急変にも容易に対応・修正が出来ます。

まとめ

「ファインパーフェクトベスト®︎強化シーラー」は業者にとっては革新的な下地処理材ですが、モニエル瓦は下地処理の前の高圧水洗浄やケレン作業も同様に大切です。

お客様にご提供するのは「弊社技術による塗装仕上げ」ですので、これからもていねいな仕事を続けていきたいと思います。