外壁塗装|台風への「備え」
まだお盆明け直後だというのに、関東に直撃する台風がもう2つ目です。6月から真夏日も続いてたので、シーズン到来といっても過言では無さそうです。
ところで弊社「山本塗装」としても、台風への備えは万全にしています。そこで今回は、外壁塗装の最中に台風が来た場合に、山本塗装がいつも行っている「備え」についてお話しします。
◯仮設足場の対策
住宅の仮設足場に採用されるビケ足場は単体で自立する構造で、台風にも充分耐えられる強度があります。ただ、足場に張ってある「メッシュシート」が問題です。
作業員の安全確保や塗料の飛散防止のために張り巡らされるメッシュシートですが、台風時には「ヨットの帆」のごとく足場を引っ張りまわすため、たいへん危険な状態になります。
よくTVニュースで流れる「ビルの足場が倒壊した」というのは、このような「強風雨」が原因である事も多いです。
こうならないよう山本塗装では、事前にメッシュシートを細く畳んで縛りつけ「骨組み状態」にします。これで足場はほぼ揺れなくなるので、安心して台風を迎え撃てます。
◯マスキングを外す
台風が来る前に、塗装の見切りのため貼り付けたマスキング資材「ビニルマスカー」を取り外します。
取り外すのは、もし強風でビニルが剥がれると、風でバタバタ音を立ててしまうためです。また、ビニル内部に水が入った時「ビニルとサッシが癒着してしまう」のを防ぐためです。
癒着するとサッシ表面のツヤが変化したり凹凸が出来たりと割と大事になるので、マスキングは「台風後に貼り直し」する事になります。
◯潮風の影響。
まわりを海に囲まれた横須賀市に限ったことかも知れませんが、台風で外壁に風が当たると、塩分が残ってしまう事があります。
このため弊社では「仕上げ前で工事はストップ」する事にしています。
実際「仕上がっている塗膜に塩分が付いたとしても影響はない」でしょうが、工事直後の「見た目」には影響があるでしょう。やはりピカピカの状態でお引き渡ししたいのです。
◯家のまわりの荷物
工事のため持ってきた資材は持ち帰るか、最小限をゴムシート等で固定して動かないようにしています。
お客さまのお荷物は仮設足場がジャマでご自身で触れない事も多いので、弊社で動かないように固定するか、室内に入れるかのご確認をお願いしています。
◯まとめ
前にお客さまにお聞きした事ですが、台風でお隣りの屋根のカケラが飛んできて、外壁が削れたそうです。
台風では普段起こらないことが起こり得ます。雨戸は1階も2階もしっかりと閉めて回りましょう。水・食料・熱源・灯なども準備し、台風シーズンに備えましょう。
弊社の塗装工事では、余計なものは持ち帰る。風の影響でご迷惑が掛からないように処置する。台風が来てもお客さまに安心して頂ける塗装工事を心がけます。
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