壁が傷む。「順番」

リブ波トタン外壁のさび

昔ながらのトタン板の外壁を塗装しています。写真は下地調整が完了したところ。壁の腐食は、窓のうえの部分のほうが窓下の部分より進んでいるのが見て取れると思います。このちがいは何なのかというと、実は「雨が当たっている所かどうか」なんです。

雨が当たる方が汚れそうなものですが実際のところは逆で、とくに三浦半島では晴天時についた塩分やホコリ、塩分は一番有害で鉄を腐食させます。雨さえ当たれば流れてしまうのですが、軒下などの雨の掛からないところはホコリ・塩分は蓄積されるばかりで外壁は傷みやすくなってしまうのです。

これを防ぐために山本塗装がおすすめしたいのが、「ホースで水かけ」です。昨今では高圧洗浄機もだいぶ一般的にはなってきましたが、あまり強い圧力ですと場所によっては壁の中にまで水が入ってしまうこともあるので注意が必要です。その点ホースでしたら勢いもそれなりですので、安全にホコリや塩分もスッキリ流すことが出来ます。

これはトタン外壁に限ったことでは無く、どんな外壁にも当てはまることです。一生に一度の大きな買い物であった家ですが、手を掛けてやれば掛けるほど長持ちします。半年に一度程度で十分ですので「ホースで水かけ」してやって下さい。