「横須賀市危険ブロック塀等緊急対策補助金」が創設
ようやく冬将軍がお出ましです。暖冬だと思ってたのが一変し、関東地方でも初雪が観測さ
れたようですね。朝方の最低気温も5度近くまで下がってきたので、自分の体感でもやっと
「冬が来たんだな」って実感が沸いてきました。暖かくして参りましょう。
以前のブログで「倒壊寸前のあぶないブロック塀の撤去を」という旨のお話をさせて頂きま
した。横須賀市でも以前よりブロックの撤去への補助金を検討してきましたが、このたび
(10月1より)「横須賀市危険ブロック塀等緊急対策補助金」が創設されたそうです。
-以下は横須賀市HPより抜粋
補助の対象となる工事は、市内のブロック塀等を撤去する工事、またはブロック塀の撤去と
同時に行う軽量なフェンス等を設置する工事です。
撤去するブロック塀等は道路、公園その他の公共の用に供する場所(以下、道路等)に面し
ている安全性が確保できない以下のブロック塀を対象とします。
1.高さが1メートルを超えるブロック塀等
2.擁壁などの上に築造されているブロック塀等で、地面からの高さが1メートルを超え、
かつ、ブロック塀の高さが60センチメートルを超えるもの
3.傾き、ひび割れなどがあり、災害時に倒壊の危険性があるブロック塀等
補助金の額は次に掲げる額を合算して千円未満を切り捨てた額となり、上限額は40万円で
す。
1.ブロック塀等の撤去工事に要する費用の4分の3
2.ブロック塀の撤去と同時に行う軽量なフェンス等を設置する工事に要する費用の1/2
なお、撤去工事については次のいずれか低い額が上限となります。
1.40万円
2.撤去するブロック塀等の長さ1メートル辺り2万円-
何だかいろいろと細かいですが、一般的なブロック塀であれば当てはまるであろう事かと思
われます。思い当たる節をお持ちの家主様におかれましては「何かがある前の」対処をお願
い致します。日本は地震国家であり「いつどこで」大規模な地震による災害が起こってもお
かしくありません。南海トラフだのの予知もハッキリいって当てになりません。
「地震だから塀が倒れてもしかたない」というのは大変な見当違いです。現在の建築基準法
は阪神淡路大震災クラスの地震においても「1回だけは倒れない」という指針です。すなわ
ち、塀が倒れた際の責任は「家主様」にあります。
分からないことがありましたら弊社でもご相談に乗れます。これからの子ども達に少しでも
良い街並みと社会を遺してやりたいと考えます。ぜひ皆様ご検討をお願いいたします。
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