塗料メーカーは「新しいものが好き」
先日所用で三浦市まで行ってきました。一月下旬だというのに、桜が咲き始めてましたよ!
京急線沿いの遊歩道に河津桜と菜の花がたくさん咲くスポットがあるんですが、桜の花の方
はポチリポチリだったんですけど、菜の花は5分咲になっています。寒いながらもなんだか
暖かさを感じちゃいました。
2月5日(火)~3月3日(日)まで「第17回 三浦海岸 桜まつり」が開催されます。
三浦海岸駅から徒歩10分。千本の河津桜のなかを走り抜ける「けいきゅん」ご期待下さい。
http://www.city.miura.kanagawa.jp/shoukou/event-care/event_miurakaigan_sakuramatsuri2016.html
以前お見積もりをお出ししたとき、他の業者が弊社の見積を見て言っていたらしいのですが
「下地処理材が古い。これでは長持ちしない。私たちの処理材は最新のもの」
と熱弁していたそうです。山本塗装ではこうお答えしました。
「弊社でも新製品の存在は確認しておりますが、それが生きるのは極端な立地での事です。
弊社でこの商品を採用したお客さまには、10年以上なにもトラブルは起きていません。
価格も洗練されており、大変に実績のある塗料です」
詳しく話すと「微弾性フィラー」の話しです。
これは微弾性の名が示すとおり、外壁の伸び縮みに追従してヒビのない平滑な壁を保つ機能
を持った材料です。各塗料メーカーから発売されており、定番商品だということを感じます。
これに「当の塗料メーカー」が、新製品のカタログに自社の旧製品の欠点をあげつらいます。
「旧」製品も相変わらず売り続けているのに、なぜか旧製品のカタログ等では上記の欠点に
対するアフターフォローがありません。
どの製品を採用するのかは業者の自由でしょうが、この態度はお客様に真実をぼやかせます。
巨大資本を持つ塗料メーカー様には、販売するすべての商品に対して責任があると思います。
山本塗装では、お客さまが「業者の都合の良い売り文句」に振り回されぬよう旧商品に対し
て適切なアナウンスが必要だと考えます。是非ともよろしくお願いします。
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