「コロナ被害」と「屋根屋さん」
中国武漢市から発生した
新型コロナ対策のため行われてきた
全国での県をまたぐ移動の自粛も
ようやく緩和されたとのこと。
僕としては6月いっぱいの公営駐車場の
封鎖をはやく解除して欲しいですね。
これじゃあ子供と出掛けられません。
そんななか人知れず忙しい思いをされている
方々がいます。「屋根屋さん」です。
今回は
横須賀で50年近く営業している弊社が
「屋根屋さん」の「いま」の忙しさの原因、
そして屋根のメンテナンスの方法などを
簡潔にご説明したいと思います。
・目次
〇「屋根屋さん」が「いま」忙しい理由
昨年の台風による被害
詐欺まがいの屋根業者
〇見えないからこその「定期メンテナンス」
瓦屋根
コロニアル(トタンを含む)屋根
〇おわりに
.〇屋根屋さんが「いま」忙しい理由
.・昨年の台風による被害
今現在も医療従事者の皆さまは
自らの命を削りかねない状況のなかで
医療現場の崩壊を防いでくれています。
私にはその皆さまの姿が
「屋根屋さん」の姿と重なってみえるのです。
「令和元年東日本台風」
と命名されるほどの被害があったために
受け入れられる数を超える受注が
「瓦屋さん」「板金屋さん」「防水屋さん」に
いま(令和2年6月)でも集中しています。
被害の深刻な房総半島に出張までしています。
その姿はまさに
新型コロナで重傷者優先で治療に当たる
医療従事者の方々とそっくりです。
.・詐欺まがいの屋根業者
その煩雑さに加えて、わざわざ他市や他県から
「近くの現場から見えたんですが」
「屋根がズレてますよ」
などと言って屋根に登り「自ら屋根を壊して」
「ほら、こんなになってますよ」と言い
高額な修繕費用をぼったくる
詐欺まがいの屋根業者がいます。
真面目に取り組んでいる業者さんにとって
これほど迷惑な存在はありません。
この手の業者が言うことは
「嘘」と思って差し支えありません。
行政には
しっかり取り締まって欲しいと思います。
.〇見えないから「定期メンテナンス」
瓦屋根にしろコロニアル(トタンを含む)にしろ
定期的な点検とメンテナンスが必要です。
点検の際は
屋根に登らずに目視で行ってください。
ご心配なときは無理をなさらず
安心丁寧な「地元の業者」にご連絡下さい。
.・瓦屋根の場合
瓦自体はとても耐候性の高いこともあってか
メンテナンスも滞ってしまいがちです。
屋根の最頂部などにある白い漆喰(しっくい)は
劣化が進行すると、瓦が歪みはじめます。
また悪天候での飛来物によって
瓦が破損してしまうこともあります。
これらを防ぐ点検は「10年に1回」
そして「悪天候のあと」この2つで完璧です。
.・コロニアル(トタン)屋根の場合
コロニアル屋根の耐用年数は
25年。瓦の半分しかありません。
塗装によって水の浸入を防いでいるので
10年~15年でメンテナンスが必要です。
瓦とおなじく悪天候の後も点検しましょう。
屋根の最頂部にある
棟「むね」が風で破損してる事があります。
.〇おわりに
通常の屋根リフォームが
思うようにはかどらないと感じている方が
多いと思い、今回お話しました。
許容量を超える被害の余波が
いまでも続いています。
申し訳ありません。
いましばらくご容赦下さいませ。
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