ペンキ屋さんのDIY-オイルフィニッシュのテーブル塗替え。
最近はインテリアショップですとか雑誌に出てくる食卓などのテーブルなどは、木の木目を活かしたオイルフィニッシュ(オイル仕上げ)が流行りのようですね。塗装ではなくオイルを木材に浸透させることで、それ以上の水分の侵入を防ぎかつ木の呼吸を妨げないという長所があります。僕の自宅でも大活躍していますよ(^^)
ところでこの手のテーブルって「熱いものを直接置いちゃいけない」ってご存知でしたか?!オイルは熱には弱いのです。白くシミになったり下手をすれば置いた所のオイルが剥がれてしまいます。小さなお子様がいらっしゃるご家庭などでは「そんなこと気にしている余裕は無い」かもしれません(笑)さすがにアツアツの土鍋などは鍋敷きを敷かれるでしょうが、その他まではなかなかそこまで気は使えないものです。
我が家でも食卓として頑張ってくれているパイン材のテーブルが、使い始めてそろそろ十年。ふしの部分のツヤが消えてきたような気がして、そろそろ何かメンテナンスしないと木材自体がひび割れたり大変なことになりかねません。長く使い続けたいのでお手入れガンバっちゃいます!
今回のお手入れ方法ですがオイルフィニッシュ用のオイル(ホームセンターなどで手に入ります)を、いま現在のオイル層に塗り重ねます。乾燥に1日程度かかるので家族が帰省しているので今がチャンスなんです(^^)まずは汚れを取り除き、#240程度のサンドペーパーで表面全体をこすります。オイルを密着させる一番大事な工程ですので頑張りましょう。
やっぱり3箇所も有りました!!ヒビ割れです。膜が浮くまではイってなかったので良かったです。コツとしては、木目の方向に、端まで均等にかるく行うのがコツです。こすっていないところは剥がれやすくなってしまいますし、こすり過ぎも既存の地肌を痛めてしまうかもしれないので気を付けて行なってください。
オイルを1回タップリと塗ります。乾燥はそれほど早くないので塗りやすいと思います。20分ほど乾燥させたら余分なオイルは布などで拭き取ってしまいます。
1時間ほど放置したら、表面をなめらかに研ぐためにオイルをもういちど塗ります。1回目よりも塗る量は少なくて済みました。そして濡れているうちに#400の耐水ペーパーで表面をととのえて、オイルを拭き取ります。
最後に一日乾燥させたら完成です。いちど慣れてしまえば簡単なお手入れ方法ですので、大掃除ついでにやる価値ありです!初めての方は色の濃いオイルは色ムラを起こしやすいので控えたほうがよろしいかと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました(^^)また来年も住宅の塗り替えや塗料にまつわる記事を少しづつですがUPさせていくつもりです。来年度もよろしくお願い致します。
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