業務日誌 クルマのカバーは布ですが。
塗り替え現場では安全(飛散防止)シートが貼ってあるので、普通は塗料がよそに飛ぶことはありません。しかし、万が一塗料が飛散したとしても何ごとも無いように備えておくのが職業人として当然の務め。
一昔前はこのような車両用のカバーはビニール製でした。ただ風で舞いやすい、ビニールがバタつくので車両にキズを付ける可能性がある、静電気が付きやすく汚れやすい、等の理由でホトホト困っていました。
写真にあるようなカバーは最近発売されたもので不織布製です。コイツは優れもので、風は通すが塗料のミストは通さない、風が強くても舞ったりしない。布で出来ているので車両にキズを付けない。白色で見た目もキレイ。良いこと尽くめです。唯一の弱点は、塗っている真上からポタポタと垂らしてしまったときにはペンキは貫通してしまいます。
このような車両用カバーはより良いものなど出ないのだろうなと思ってましたが、時代は凝り固まったアタマを超えるのですね。これからも良いものは慎重に積極的に取り入れたいものです。
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