塗料と木の色が、合わさると。
横須賀市の某寺院の軒裏をヒノキの板で張り替えたので、木目も生かした保護塗装を施します。今回はまわりの色に合わせた朱色になるので色を専用に作る必要があります。
木材に浸透させて発色する保護塗料は、単に塗料の色を作ればよいというものではありません。木材そのものとの色が混ざって初めて色として完成するので、狙った色に合わせるためには塗られる側のサンプルが必要なのです。
大工さんにお願いしてサンプルを頂いてきました。A4程度の大きさに適宜カットして、塗料メーカーに発注します。
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