外壁塗装|カビの予防策
外壁や屋根のカビや藻は、うっすらと覆われているだけでも家が劣化してるように見えて気になります。
カビや藻が生えているということは少なからず塗膜にそれらが浸食しているという事なので、程度により改善する必要があると思います。
今回は累計1700件以上の塗装実績を持つ弊社が、カビと藻の対策についてお話します。
カビが生える原因
カビや藻が生える主な原因は、周囲の自然環境によるものです。お庭の植栽や山林からの「栄養」が
雨風と共にやってきて屋根や壁に付着し、その栄養を元にカビ・藻は成長します。塩害地域である横須賀市は、内陸より侵食が進みやすい傾向があるので注意が必要です。
自分で出来る予防策
カビの予防はご自身でも簡単に行えます。外壁の汚れをホースの水で流してやりましょう。横須賀市のような塩害地域では3ヶ月〜半年が目安。
ご近所への周知と、家の中に水が入らないようにだけ気をつけましょう。高圧洗浄機をお持ちでしたら活用して頂ければと思います。
状況を変える
カビの生えやすい原因を断ちましょう。外壁の周り90cmに大きめの砂利を敷きつめる事で、土から立ち上る湿気を抑える事が出来ます。
カビの原因菌は周囲の植栽や山から飛んでくるので、まずは植栽をサッパリさせてみましょう。ご近所様の植栽に関しては難しいでしょうが、相談する価値はあると思います。
塗装する
外壁塗装でも、カビや藻は密着不良の原因になるので最初に取り除きます。業務用の高圧洗浄機を使ってカビや藻をしっかりと洗い流し、キレイな下地を作ります。
その上で防カビ剤入りの塗料を塗り、藻類の生えにくい壁・屋根が出来上がります。いまの外装塗料は防カビ剤入りが普通ですが
特に藻類の生えやすい条件の土地では洗浄段階で防かび剤を別途使う事もあります。しっかりと芯まで殺菌することで、内部からのカビを予防することも可能です。
まとめ
定期的な予防とメンテナンスでカビは抑えられます。また、消極的な方法ではありますが、カビの色に似た塗装で目立たなくする事も出来ます。
ベストな方法はその方針で大きく変わります。山本塗装にぜひご相談下さい。
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