古くなった木の壁を塗る工夫。
今回の外壁は立て板の羽目板(はめいた)。もともとの塗装が表皮から剥がれまくっています。塗装する
にも、普通の塗料では風化した表皮ごと剥がれてしまいます。今回は塗膜にならずに粉になって風化する
防腐着色塗料を使っています。写真左は普通の塗装の工程でいうところの下塗り。素地に吸いこまれた様
子が判りますでしょうか。右が二回目。吸い込みをとめた上で塗ったのでツヤが出てきました。表面が素
地の毛羽立ちで少しザラザラしているので、サンドペーパーで擦り取ってから3回目を塗装して完成です。
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