モルタル外壁について

横須賀市山本塗装

モルタル外壁は、セメントと砂を水で混合したものを壁の下地に固定された「ラス網」に塗りつけた外壁

です。サイディング外壁に主流の座を奪われて久しいですが、タイルや擬石を貼り付けたり、曲面に仕上

げたりと多種多様な意匠を創り出すことができます。

 

○モルタル外壁のメリット

1.目地がない連続した壁になるので拡がりのある高級な仕上がりになる。
2.壁の模様は左官工による手造りなので、修繕の跡が残りにくい。
3.壁の厚みが20mm程度ある(サイディングは14mm)ので静粛性に優れる。
4.耐用年数がサイディングよりはるかに長い。ノーメンテナンスでも30年持つ。
5.一枚岩でグルリと囲ったような外壁なので、防火耐火性能に優れ地震にも強い。

○モルタル外壁のデメリット。

1.仕上げは全て左官職人の手作業によるものなので、施工金額が割高。
2.手作業なので、サイディングに比べて新築時の工期がかかる。
3.ひび割れる。(ヘヤークラックなどの微細なものも含む)

 

新築のお宅を見かけると、必ずと言って良い程外壁には窯業サイディング外壁が使われています。モルタ

ル外壁は確かに新築時に施工日数が掛かりますが、余裕のあるメンテナンス計画が立てられますし、外壁

は職人さんの確かな技術で仕上げた一枚板の逸品。どうせ建てるならコッチかな?と僕的には思います。