業務日誌ー太陽熱温水器を取り外しました。

どこぞの天気予報では「９月になったら２９℃とかになって涼しくなります」なんておっし

ゃられてたんですが、いやぁ．．．湿気スゴいじゃないですか（笑）。台風もまた火曜水曜

あたりに関東に上陸するらしく、まだまだ気を付けなきゃいけない事は多いようですね。

 

さて今回は山本塗装としては珍しい作業を行ったので、そのご報告というかリポートをさせ

て頂きます。屋根に乗っかっている太陽熱温水器を取り外して処分しました。

たいよーねつおんすいき？それはアレです「あ○ひソーラーじゃけん」のアレです。

 

太陽熱温水器はその名が示すとおり、太陽光からの熱を使ってお湯を沸かす器具です。「家

も古くなったし地震があったときに大変だ」ということで今回の撤去となった訳ですが、実

はこの温水器。見た目より重量が有ります。その重さなんと約１００kg（乾燥重量）。で

すので取り外すのは結構手間食いなんです。

 

まずは少しでも重量を軽くしたいので、温水器に残っている水を抜きました。温水器は本体

と集熱するパネルに分かれていますが、水抜きの栓はパネルの下にあります。ドッと出てし

まうと大変危険なので少しづつ抜いていきます。なぜ「大変危険」なのかというと、便宜上

「水」と言ってますが実際出てくるのは「熱湯」だからです。

 

温水パイプに本体＝パネルとの連結、そして固定用のワイヤーを切り離して準備は完了。い

よいよ屋根から降ろしていくわけですが、本体４０ｋｇにパネル３０ｋｇが２つ。水を抜い

て軽くなったとはいえ大変な重量物たちです。スタッフ総出で細心の注意を払いました。万

が一の事態が起きないようにロープを結びつけ、仮設足場を支点にして一つ一つゆっくり降

ろしていきます。

 

あとは元栓から温水器に繋がっていたホースと固定用のワイヤーを切り離して、温水器の撤

去は完了です。僕自身の采配では初めての撤去作業だったので少々気を張りましたが、下調

べを万全に行ったので何のトラブルも無く無事に取り外す事が出来ました。

 

ちなみに専門の業者さんの場合「たった２人で」降ろすのだそうです。いやはや、まだまだ

修行が足りないみたいですね。