マンションにも多数採用。「滑りにくい」ビニル床シート。
そろそろ休憩時のお茶は、ホットが嬉しい季節です。山本塗装ではスタッフに休憩時のお茶
を用意する事が多々あるのですが、お茶の種類を季節によって変えたりしています。
例えば暑い夏には冷たいお茶(と塩タブレット)、春と秋には常温のコーヒー、そして冬は
魔法瓶にホットのコーヒーといった感じです。弊社の主戦場はアウトドアですので、環境に
併せていろいろ変えるのは得意分野ですね(笑)。
さて本題ですが、
お客さまに「のぼり降りが恐いので、自宅の外階段に滑り止めが欲しい」とのご相談を受け
ました。昔ながらの左官仕上げのコンクリート階段ですが、風化と共にセメントの粉が舞う
ようになっており、見た目より滑りやすい状態になっていました。
そこで今回の工事では「防滑性ビニル床シート」をご提案させて頂きました。最近の新築の
一戸建てやマンションのベランダ・通路等に採用されている、たいへん優れた建材です。
この建材は分厚いシート(厚さは2mm)なので、耐候性・耐摩耗性に優れます。僕の体感
ですが、床を塗装するより持つんじゃないでしょうか。また、適度な柔らかさを持っている
ために歩行時の衝撃を緩和してくれる特徴を持っています。
さて施工開始です。10年ほど前の弊社による塗装工事(の、ついでのサービス)で、階段
のヒビ割れの箇所にはシリコンコーキングを打ち込んであります。まずはこれを取り除かな
いといけません。
シリコンコークは充てん剤の中では一番丈夫なので、直射日光が当たる階段に簡易的に打ち
込むにはちょうど良かったんですね。ただ、シリコンコークは油分が多く含まれているので
床シートを施工するには果てしなく邪魔者。取り残しのないよう確実に切り取ります。
次に階段の表面の補修です。風雪に耐えた階段はよく見ればけっこうデコボコしています。
階段の表面を左官補修して、シートを貼るための平滑な下地を作っておきます。
ここまでやって、やっと貼り込みを行うことが出来ます。セメントフィラーを塗布し、防水
トップコート、床シートをカットして貼付け、最後に端部の処理を行って工事は完了です。
、、、と今回はここまで。じつは工事がまだ完了してないので写真が無いんです(^^;
雨のせいなんです。漫画「○ン○ース」に登場する「ダンスパウダー」が欲しいですね笑。
工事完了したら追記します。
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