屋根の 良いカタチとリスク。
作業場の大掃除もあらかた済んだので、自宅でゆっくりしております。あれもこれもぜんぶ
片付けよう!って計画は立てていましたが、今年は作業場の整理整頓だけに集中しました。
後はまた来年新たにスタート出来るよう清掃だけして、今年はキリということにしました。
あ、お正月飾りがまだでした。(笑)
みなさまは、ご自宅の屋根に昇ったことはありますか?僕は職業柄よく屋根に登るのですが
最近は家のカタチも変わってきて、コレ大丈夫なのかな?って心配する事がよくあります。
最近の住宅の屋根の出っこみ引っ込みってスゴいんですから。
間取りを優先させて家を設計していくと、どうしても家のカタチが正方形や長方形という訳
には行かず、出っこみ引っ込みが増えます。その結果出来あがる「多角形」の家屋の屋根と
いうのは、当然その間取りをカバーするように多角形に仕上がります。
それの何がマズイのかというと、増えてしまうんです。棟(むね)や谷(たに)等といった
屋根の「カド」が。屋根のカドが多いというのは、メンテナンス業者である山本塗装にとっ
ては「リスク」だと思うのです。(屋根のカタチの詳細は前のブログをご参照下さい)
屋根の耐候性を第一に考えた場合には、カドは出来るだけ少ない方が良いです。棟とか谷と
いうのは絶対必要な部品でもあるのですが、同時に弱点でもあります。実際に強風で浮いて
しまったり飛んだり、雨もりの原因にもなる箇所です。
「有効な土地利用を考えたら仕方ないんじゃない?」という考えも、当然あると思います。
ですが、家を建てるときは「リスクの選択枝」も持っておいた方が良いと思います。屋根の
良いカタチというのは「間取り」はもちろん「立地」や「風向き」「ご近所との距離」など
家主様の方針で様々です。自分の方針を考えて「最高の家」を建てましょう。
山本塗装は、本日より来年1月7日(月)までお休みを頂戴いたします。この期間の連絡は
メールのみとなりますのでご了承下さい。今年は災害などもありましたが、明けてくる年が
明るい良い年となりますよう願っています。皆さまのご健康と幸せをお祈りしています。
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