コロニアル屋根がヒビ割れました。
2月3日は節分です。鬼は外!!福は内!!子どものころは意味も分からなかったですが、
ただ鬼の面をかぶった父親に豆をぶつけて喜んでました。大豆のマメ、美味しいですよね。
節分のルーツというのは「古事記」までさかのぼるのだそうで。
イザナギノミコトが「みーたーなー!!」とゾンビ化したイザナミノミコトから逃げる際に
桃を投げて撃退できた。そこで桃には霊力があるとされたのだけれど、節分に「桃を投げ
る」のはちょっと、、、ね(笑)
そこで「桃の霊力をこのマメに与えて下さい」と「神主が祝詞をあげた大豆」を投げるのが
ホントの節分の豆まきです、、、え(^^;つまり、スーパーの豆じゃ鬼退治できないと(^^;
神社では節分の朝に豆を分けて貰える※そうなので今年はちゃんとやろうかって思います。
※大きな神社以外では用意されていないこともあるようです。
あんまり面白かったので前置きが長くなりましたが、
工事中に、コロニアル屋根が割れてしまいました。この割れ方はかなり珍しいですね。
あらかじめ家主さまには「だいぶ年数を経ている屋根なので、注意していても割れることが
あるかも知れません」とお話してはいましたが、やはりいざ割れてしまうとショックです。
さて修繕です。この分厚いタイプの屋根材は、すでに廃盤になっていて交換がききません。
バキバキに割れてしまっているこの状況では、シーリング処理も不安がちょっと残ります。
そこで以前の記事で紹介したセイム「タスマジック」という補修剤を試してみることにしま
した。本来は平板スレート用であるこの製品、ここまで破損した屋根をどこまで修繕できる
のか。ある意味では見物です。
屋根材の裏まで接着剤が回らないようにする縁切りの板材と、接着剤やヘラなどのセット。
よく考えられています。板材を所定の位置にセットしたら、接着剤の主材と硬化剤をよく混
ぜてヒビに流し込みます。接着剤はパック内で混合するので、手が汚れる事はありません。
屋根の割れは深さがあるので、1回だけの施工では平らに仕上がりません。付属していたシ
ートを使って数回に分けて接着剤を馴らします。硬化するまでに冬期では6時間以上だとい
うので、この日はこれで作業終了としました。つづきは次回ですね。期待します。
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