軒天井が剥がれた。その「ナゾ」にせまる。
はくちゅん。へっぷし!ぶぅえっっくしょい!!!花粉症の皆さま、ご無事ですか?
僕も、20代からご多分に漏れず花粉症のお世話になっておりますが、最近はこの季節も楽
勝で過ごせるようになりましたよ。だって、もう約25年生ですもの(笑)もう自分の症状
のパターンや、効く薬の名前も覚えてしまいました。
ちなみに僕の使っているのは「ナゾネックス」というお医者さんに処方されたステロイド系
の点鼻薬です。余談ですが、医療用点鼻薬のシェアで「2位」ですよスゴいですねー(笑)
ただ同じステロイド点鼻薬でも様々な種類があるようなので、より良い花粉症ライフ(?)
を過ごすためにも、ご自分の相性の良いものを探してみてはいかがでしょうか。
さて、下の写真の軒天井ですが
先日お邪魔させて頂いたお客さまのご自宅で見掛けた塗料の剥がれです。施主さまによれば
「6年くらい前から剥がれてきたんだよねぇ」との事。ちなみに場所はFRP製のベランダ
の床下なので「水でも漏れたのでは?」とツイ言ってしまいそうですが、他にも可能性は有
りそうです。
ちなみに僕は犯人は「空気」だと思っています。さて、いまからナゾトキです。写真をよく
見て頂くと、塗料が剥がれているのはいずれも「天井材の継ぎ目」からというのがお判りに
なるかと思います。
つまり塗料は、空気が通ったことで剥がれていったのです。でもだとしたら、なぜワザワザ
こんな狭い所から空気は出て来ようとしたのか。普通ならとても考えにくい事です。しかし
そこに「建物の構造」が関わっているとしたら?
「空気」というのは温められると、体積が増えることはご存じかと思います。シャルルの法
則によれば、空気は温度が1℃上昇する毎に1/273.15ずつ一定に膨張するのだとか
。20℃の空気が45℃に温められると、体積は約1.09倍。1割ちかく膨張します。
最近の住宅は密閉構造なので、どこかに熱せられた空気の抜け道が必要です。塗装がはがれ
たのはFRP防水床の真下。この天井内の断熱が不足していたのだとしたら、空気は「そん
な狭いトコロ」からも出てこようとするんじゃないでしょうか。
いえ、証拠はあります。下の写真を見て下さい。他の天井でも剥がれは起きていますが、ご
く小数です。しかもやはり継ぎ目から。つまり天井内の換気が不足しているせいで起きた悲
劇なのです。パンチ穴付きの天井材を数カ所設けるとそこから空気が出入りするので、軒天
井の換気不足を補えると思います。
以上マジメに書いたんですが、何だか2時間ドラマか通販番組の様な言い回しですね(^^;
奥さん!!今からでも天井材を一部、パンチ穴付きに変えてみたらいかがですか?(笑)
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