仮設足場の「質」と工事の「質」
台風を含んだ長雨がずいぶん続いてます。横須賀も雨によって地盤が緩んでる場所があるの
で「無謀な冒険」は控えましょう。しかし今年はよく台風来ますね。たく週イチか(怒)
塗装に限らず、住宅に関わる工事に必ず必要になるのが「仮設足場」。なんとなくお解りか
と思いますが、工事の際に前もって家のまわりに建てる鉄パイプ製の骨組みの事です。
仮設足場も取り付ける建物や工事目的によって様々な種類がありますが、住宅リフォームに
使われるのは「ビケ足場」。部品を楔(くさび)で連結して組み立てるタイプですね。
他の形式より部品が少なくて済むので、制限こそありますが安価で安全な足場が作れます。
ただ、部品の大きさは決まっているので、塗装のようにあらゆる場所に手を届かせる必要が
ある工事だと、限られた敷地と足場の部品で絶妙な位置取りを実現させないといけません。
実は、この建てる人の実力しだいで工事の「質」も変わってきます。目の前にある不具合も
キチンと安全が確保されなければ、その作業自体が難しくなってしまうからです。
また、無駄に複雑な足場も、工事中の移動を妨げてしまうので工事の効率は落ちます。
山本塗装では、仮設足場は信頼の置ける専門会社さんにお願いしています。
足場屋さんは「安全と作業性はトレードオフ。両立はとても難しい」とよく言われます。
たしかに外仕事では効率を求めれば、ある程度身を危険にさらしてしまうのは事実です。
そこは認めつつ、つねに安全を意識する姿勢が「安全第一」には大事なのでしょう。
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