業務日誌－高圧洗浄で気をつけるべきこと。

いまやご家庭にも一家に一台（？）

にまで普及しつつある高圧洗浄機。

 

駐車場に洗車にベランダにと、

あまりの便利さと威力に感動してしまって

 

「つぎは「家」でも洗ってみようか！」

といった感じに張り切ってしまいがち。

 

ですが、ちょっと待って欲しいんです。

 

準備もナシにところ構わず水を当ててしまうと

トラブルの原因にもなってしまう可能性が大。

 

そこで今回は年間３０件以上

高圧洗浄を行っている弊社山本塗装が

 

家を洗うときに日頃から気を付けている事と、

準備についてお話したいと思います。

 

目次

〇家まわりの準備。

〇足下注意。

〇脚立を使うときに。

〇下から上には当てない。

〇ご近所への配慮。

〇水の流れる先を気にかける。

〇まとめ

 

 

.〇家まわりの準備

　家主様が家を洗う箇所はおもに

　外壁、窓、網戸、雨戸あたりだと思います。

　

   まず、窓にカギを掛けてください。

　

   当たり前の様ですが、脱衣所やトイレの窓。

　カギは「絶対に」閉まっていますか？

 

　家庭用の高圧洗浄機でも

　１c㎡平方75～100kgもの圧力が掛かるので

 

　窓を閉めただけですと

　家の中はカンタンに「水浸し」です。

 

　戸締まり万全なら網戸もキレイに洗えます。

 

 

.〇足下注意

　窓からカンタンに

　屋根に出られる場合がありますが、

　

　そんなときでも屋根の上では高圧洗浄は

　「絶対に行わないでください。」

　壁から屋根に水が流れると、足下が滑って

　滑落する恐れがあるからです。

 

　とにかく怪我や事故というのはいきなりで、

　簡単にします。とにかく安全第一です。　

　

〇脚立を使うときに。

　脚立の上で高圧洗浄機を使うときは

　安全ヘルメットを必ず被ってください。

 

　ガンの反動に備えて

　両足でしっかりと立って作業しましょう。

 

　天板の上に立つ。天板の上に座る。

　といったことは厳禁です。

　よく見て下さい。

   脚立は「頭を打つ」には最適の高さです。

 

 

.〇下から上には当てない。

　家は「上から降る」雨は防いでくれますが

　下からの水には弱いです。意外なところから

　

　水が侵入しますので、ガンを

　水平より上に向けないようにしましょう。

　

.〇ご近所への配慮。

　おとなりに車両や洗濯物がある事を考え、

　

　高圧洗浄を行うときには、ご近所さまに

　作業する日と時間を知らせておきましょう。

 

　また、路上に流れ出る汚れた水が路上に

　拡がる事があるので近くの雨水枡（ます）に

　流して最後までしっかりキレイにします。

 

　

.〇まとめ

　高圧で水が出れば、当然飛沫が飛びます。

 

　歩行者や周辺を汚くする可能性があるので

　まわりを見る人と２人で出来ると万全です。

　十分気をつけながら作業してください。