塗装のフカボリ－工事中に台風が来たら！？

もう９月。まだ残暑も厳しいですが

残念ながら台風シーズンが始まったようです。

 

台風１０号が九州方面にやってきています。

今回に限り関東地方は難を逃れる見通しですが

 

これからの備えは

万全にしておかなければなりません。

 

そこで今回のテーマは塗装工事と台風。

 

累計1,700戸を超える施工実績をもつ弊社が

工事中の台風では、どんな心配があるのか。

 

また塗装業者がそれに対して

どのような安全対策を講じているのか。

 

お話しさせて頂きます。

 

 

目次

〇台風への備え

〇工事中の現場に潜む危険。

〇塗装の仕上がりが台無し！？

〇塗装店がおこなう「備え」

〇まとめ

 

 

.〇台風への備え

　台風に伴う停電時でも

　ほとんどのガス器具は使用できます。

　

　換気扇が使えないので換気は行いましょう。

　

　冷蔵庫のものも傷む前に調理してしまえば

　無駄を減らすことが出来ます。

 

　手元を照らす明かりはトイレに立つことを

　考えると人数分は欲しいところです。

　

　部屋の照明はＬＥＤランタンが有効です。

 

　携帯電話は断線などで

　使えなくなることがあります。　

 

　電波のみで届くラジオを用意しましょう。

　※安全への備えは

　　こちらにまとめてあります。

 

 

.〇工事中の現場に潜む危険。

　塗装工事中は、家を囲うように足場が建ち

　まわりは飛散防止シートで覆われています。

 

　実は台風が来ても大風が吹いても、

　戸建て住宅で使用される一側ビケ足場は

 

　単体で自立しているために大変丈夫です。

 

　ただ、悪さをするのが

　まわりを囲うメッシュシート。

 

　名前が「メッシュ」と付くだけあって

　普段の風ならば素通りしてしまいますが

 

　強風に雨が加わると表面張力で網目は埋まり

　ヨットの帆の様に風をはらみます。

 

　これが唯一の倒壊の可能性です。

 

 

.〇塗装の仕上がりが台無し！？

　壁の仕上がりにも台風はやっかいです。

　壁が仕上がった直後に台風が来てしまうと

 

　周囲で舞い上がった葉っぱやホコリが

　外壁のツヤをかなり消してしまいます。

 

　そうなれば当然塗り直し。大変なロスです。

 

 

.〇塗装店がおこなう「備え」

　メッシュシートは細くたたんで縛ります。

　簡単ですが、これで風が通り抜けます。

 

　そして仕上がりに支障を来さないよう

　予報を見ながら作業工程の調整を行います。

 

　場合によってはまだ晴れていても作業を

　中断する事がありますが、ご了承ください。

 

　

.〇まとめ

　弊社では塗装工事中の台風襲来のときには

　上記のような対策を講じておりますが

 

　もしも不安な事がありましたら

　遠慮なくお申し付けくださいませ。