~塩害と新しい外壁材~ ◯ガルバリウム鋼板+タイル

古くなった外壁を剥がさずに施工できるため、比較的安価にて施工できる後張りタイプの外壁です。

ただ、塩害地域である横須賀市。錆には強いといわれるガルバリウム鋼板でも、
風向きによっては10年程経ったあたりから錆が始まる事が考えられます。

このタイプの壁では錆を発生させない事が重要です。
ガルバリウム鋼板はタイルのすき間の奥にあるので、一旦サビが出てしまうと完全なメンテナンスは難しくなると思われます。

最悪の場合は、タイルの浮きや落下に繋がる恐れもあります。そこで、塗装方法を考えてみました。

施工法1.「高圧洗浄、タイルのみビニル養生、鋼板のみを下地調整、錆止、仕上げ×2回、養生解体」 ※吹付け塗装です。

この計7~8工程をするのはコスト的に現実的ではありませんね。

施工法2.「高圧洗浄、エポキシ系密着材、仕上げ×2回」
※.タイルのみ全て養生するのはコスト的に現実的ではないので、全て塗装する方向で考えます。吹付け塗装です。

僕の中では今のところこれが最良と思っています。鋼板、タイル共に強固な塗膜を形成することができます(^^)
ただこの方法は密着材が白色ですので、透明仕上げが出来ないのが欠点ですね。

あとはコスト的にどうなのか、、、、タイルの意匠や厚みもさまざまですので、やってみないと分からない部分は多々あります。
何しろ世に出たばかりの新しい壁材です。多分、これを塗ったことがある人はいないでしょうから(^_^;)