塗装のフカボリ－夏の外壁塗装。屋根塗装。

夏は暑いです。

お客様には「こんなに暑くて体は大丈夫？」と

ご心配も頂くので大変うれしくも思いますが

 

外壁塗装そのものが出来るか心配になる

方もいらっしゃるので最初にお話ししますと

 

「塗装は問題なく出来ますし

　工事中のエアコンや換気も大丈夫です。」

 

その理由をこれからご紹介していきます。

 

目次

〇塗料の使える時間

〇乾燥させすぎない

〇換気とニオイとエアコン

〇天気を読む

〇体調第一

〇まとめ

 

 

.〇塗料の使える時間

最近の塗料は主材＋硬化剤を混ぜて使用する

２液型塗料（シリコンなど）が主流です。

 

これらは、混ぜた時から反応が始まるので

一定の時間で使い切る必要があるのですが、

 

これを可使時間といいます。例えば

５℃で「１８時間」塗料として使える塗料が

３０℃になると「４時間」しか持ちません。

(ﾛｯｸﾍﾟｲﾝﾄ ﾕﾒﾛｯｸ)

 

とはいえ

１日２回に分けて作れば良いだけなので

塗装に何か支障が出るものではありません。

 

 

.〇乾燥させすぎない

外壁は、仕上がるまでは一続きの連続作業に

なるので特に問題にはならないのですが

 

屋根塗装では外壁塗装との兼ね合いによる

「乾燥させすぎ」に気をつけています。

特にプライマ等は塗って「３日」を過ぎると

「完全乾燥」となり密着不良を起こします。

 

仕上げ塗料でも密着不良を避けるため

１週間以内に２回塗りする必要があります。

 

そのため、夏期には屋根も連続で作業できる

「夏シフト」の段取りで作業しています。

 

 

.〇換気とニオイとエアコン

一般的な外壁や屋根塗装で使われる塗料は

「ペイントうすめ液」程度の弱い溶剤です。

ニオイの感じ方は人それぞれですが

わざと鼻を寄せない限りはほぼ無臭に近く

 

塗装後１日でニオイは大体消えてしまいます。

窓は開閉できるようマスキングしています。

 

エアコンも機能を妨げないようにマスキング

していますので普段通り使用できます。

 

 

.〇天気を読む

真夏はゲリラ豪雨など天気の急変があるので

気をつけています。携帯電話の予報アプリで

 

小まめにチェック出来るので、昔に比べて

雨にヤられるといった事は減っています。

 

.〇体調第一

山本塗装が行っている

暑さ対策はこちらにまとめてあります。

 

この暑さなので水分と塩分補給が大切です。

 

 

〇まとめ

夏は日照時間が長いので夜露も起こりにくく

作業終了まぎわまで塗装が続けられます。

 

暑さ対策は必要ですが、乾燥の早さも相まっ

て効率ＵＰするのが「夏の塗装です」。