-塗装は重なって”層”となる-
世の中には厚い膜を付けることで様々な機能を持つ塗料が発売され
建築の塗装は、塗り替え時期が訪れるたびに塗り替えます。既存の塗料の上に塗っていくので、塗膜は次第に厚みを増していきます。塗膜が厚くなると壁の透湿性(内部からの水分の出入り)が悪くなるので、水分は外壁材と塗膜のあいだに留まることになります。
そして水分が外からの熱により1700倍の面積に膨張、塗膜の剥離(はくり)や膨れ(ふくれ)の一因となるのです。塗り替えはなるべく薄く丈夫なものを定期的に行っていくと、ご自宅の壁や屋根をいつまでも健康に保つことが出来ると思います。
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