板金屋さんにお願いして、トタン製の屋根をガルバリウム鋼板に交換して頂きました。トタンとガルバリ
ウムの違いはまずメッキです。トタンが溶融亜鉛なのに対して、ガルバリウムは亜鉛4割にアルミを5割
程度含有したものをメッキしています。塗装も以前はアルキド樹脂(ペンキですね)からウレタン塗装に変
わっていると思われます。経年劣化すると亜鉛メッキは、アルキド樹脂の塗装を剥離させる層(不活性
層)を作り出します。古いトタン屋根が剥がれやすいのはこのためです。ガルバリウム鋼板は新しい材料
なのでまだその検証が進んでいませんが、このトタンの弱点に配慮したものだと思われます。私は塗装業
ですし(笑)最後に塗装店としての見解だけお話しさせて下さい。塗装店トタンにせよガルバリウムにせ
よ、屋根をキレイに長持ちさせるには、出荷時の塗膜が劣化する前。早めに塗っておくと良さそうですよ。