梅や桜がやっと咲き始め、いよいよ春がやってきたようです。季節が変わると屋外で塗装する現場の環境も変わってきます。春は暖かくなる季節ですが、言い方を変えれば夏の暑い空気と冬の空気の入れ替わり時期です。朝晩の寒暖の差がありますし、亜熱帯の気候の日本らしく意外と雨も降りますよね。
塗装工事にとって気をつかうこと気象条件も出てきます。春一番に代表される「強い風」と「散る桜の花びら」が一緒になったときです。あの大量の花びらが散って風に乗り、塗りたての外壁に張り付く、、、最悪です。
花びらは有機物なので張り付いた外壁からは剥がさないと腐食してきます。腐食した花びらは塗装の膜の中で空洞に変化し、塗膜の膨れなどの異常を引き起こす可能性があります。
屋外で塗装するということは、このような種々の条件を判断しながらする作業です。今年は暖かい春になってくれることを望みます。