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ガルバリウム鋼板。とてもカッコイイ名前ですが、昔からあるトタン板との違いは表面のメッキにあります。どちらも鉄板にメッキされたものであるのは共通ですが、トタン板は「亜鉛メッキ」であるのに対しガルバリウム鋼板は「アルミ5+亜鉛4+ケイ素1」という違いがあります。

「亜鉛」は表面に不活性層という保護膜を自生してサビから自身を守ります。昔のトタン製品にはアルキド樹脂塗装がされていましたが「アルキド樹脂の塗装をみずから浮かせてしまう」という亜鉛の致命的な欠点を露呈させる結果となりました。

さてガルバリウム鋼板はどうでしょう。まだ塗膜が剥がれたという事例は見たことがありませんが、塗装されている以上メンテナンスフリーな材料などは絶対に有りません。塗膜が密着している内に、10年から15年のあいだには塗装が必要だと思われます。

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