軒天井を塗るこするケイカル板1  軒天井を塗るこするケイカル板2

軒天井を塗っています。写真はそれぞれ密着材の塗布後と、仕上げ塗りの1/2回目の後の下地調整の様子です。

これは最近の軒天井に使用されているケイ酸カルシウム板(以後ケイカル板)という素材です。加工がしやすく腐食しにくいのが特徴です。

ただ新品に塗装する場合、浸透力が強いので塗料もよく吸い込みます。密着材だけでは塗料の吸い込みが完全に止められないことも多いです。

塗料を吸い込むと、ケイカル板の表面は毛羽立ってしまってザラザラとしてしまいます。保護の面では問題ありませんが、これでは美しくありません。

ですのでケイカル板の質にもよりますが、写真のように2回こすって下地調整しなければいけません。出来ましたら窯業サイディングのように塗装済みのものがあれば、下地調整が1工程減るので塗装店としては有り難いのですが。

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