横須賀市内の某寺院です。この屋根の葺き替え工事のあとに塗装工事を控えているので、様子を見にお邪魔しています。
暑いさなかで照りかえしも強く、気温も60℃以上にもなる屋根の上で瓦職人さんが真っ黒になって作業されていました。
瓦の下地にある木の角材のことを「瓦桟(かわらざん)」と言います。これに瓦を固定する訳です。ヒノキの角材が使われています。
ここではすべての瓦をステンレスビスで留めているようです。普通の住宅ではここまでの事はしません。
何しろお寺ですから永代供養を謳っている以上、檀家様にご迷惑を掛けないようにとの最大限の注意が払われています。