サイディングの壁では「コーキング」というゴム状の樹脂を用いてパネル同士のすき間を埋めています。
サイディングのパネル自身は工場で塗装されていますが、コーキングは新築のときには塗装されません。
コーキングの寿命はサイディングの塗装のそれより短く(サイディングは15年ほど)、7年しかありません。
サイディングパネルは温度の変化で伸縮しますが、コーキングはそれについて行く柔らかさが必要です。
古くなるとコーキングは硬くなって壁から離れ、すき間が空いてしまいます。
すき間から雨水が壁に入ってしまうと、壁が水を吸って壊れてしまう可能性があります。
だからコーキングの割れが出てくる前に塗装するのが理想です。
新築から5年〜10年がベストタイミングでしょう。