まあ大変でした。関東じゃ雪がひとたび降れば大混乱ですね。義理の実家が雪国ですが、彼方の方は慣れ

たもんで、長靴やらの防寒装備といったものは普通に用意してありました。たまにの事だからって準備を

おろそかにしていると「こうなる。」というのをしっかり体感出来た次第です。

 

さて塗装屋さんですが、雪が降ったときというのはやはり雨と同様「何もできません」。おまけに雪は雨

とちがって溜まります。ベランダや雨どいなどの皿状になっているところには容赦なくズンズン積もって

きます。雪がそこで凍ってしまうとなかなか無くならないので、やんだら雪掻きしないといつまで経って

も作業が出来ません。今回はたまたまベランダに少量残っていた程度だったので簡単に取り除くことが出

来てホッとしました。

 

塗装するところに雪が付く時点でダメダメなのですが、何よりダメなのは気温の問題です。昨今の塗料な

どの材料はウレタンもしくはシリコンが主流ですが、これらは低温や湿気を嫌います。5℃以下もしくは

湿度85%以上の環境では「剥離」や「ツヤの引け」などの塗膜の異常が出てしまうので、作業自体がN

Gになってしまいます。

 

天気予報ではたびたび流れる最高気温5℃以下の予報ですが、あとで大体「上方修正されている」ことが

多くて全然当てになりません(笑)実際のところ横須賀市ですと都心の気温プラス1℃になることが多いと

感じます。だから都心の気温が5℃の時は作業可能と判断していますが、今日の都心の最高気温は4℃で

した。ということで塗装作業はジエンドな訳です。

 

ですがきょうは下地調整のお仕事がたまたま有りましたので、急遽そちらの現場で一日キチンと作業出来

ました。めったにない大寒波。明日もまだ残りそうとの予報ですが、また「上方修正」されることを願っ

て今日は帰宅します。本日もお疲れ様でした(^^)

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