今回の台風で被災された多くの方々には、心よりのお見舞いを申し上げますと共に、一刻も
早い再建をお祈り申し上げます。微力ではありますが、弊社でもできる限りのご支援をさせ
て頂きます。何なりとお申し付けくださいませ。
台風15号(ファクサイ)は、明治8年(西暦1875年)からの観測史上で最大の風速だ
ったそうです。千葉では瞬間風速57.5m、三浦市においても41.7mを記録するなど、各地で観測史上1位を記録しています。
暴風がやんだ朝に外に出てみると、葉っぱが外壁にビッシリと張り付いていました。ただた
だビックリでした。路面には無数の木の枝が散乱しており、子供も通学できるような状態で
はなかったので、学校の休校の判断は正解だったと思います。
弊社では幸いにして目立った被害はなにも無かったのですが、お客様からお声がけを頂くた
びに、台風があちこちに残していった傷跡の全貌が判ってきました。
まずは三浦方面。雨を下水に流すための「雨どいが落下しそうだ」とのことで、まずはその
応急処置に向かいました。まずは取り外して安全だけ確保しておきます。
三浦海岸を通りましたが、建物の外壁が剥がれたり鉄骨で出来た看板が30℃以上曲がって
いたり、漁師小屋に至っては全体が飛ばされて傾いていました。
二葉ではコロニアル屋根が2坪(2.6m□)ほど完全に無くなっていました。屋根材の下
には防水シートが敷き詰められており、シートは無傷でしたのでとりあえず雨漏りはしない
でしょう。
久比里では小波トタンの屋根が半分以上剥がれてしまいました。まずは剥がれた屋根を撤去
し、シートで雨漏りを防ぐ応急処置を施しました。材料が入り次第修理に掛かかります。
屋根の頂点にある棟押さえ鉄板(むね~)が外れたというお宅様が数件ありました。いずれ
のお宅様でも既存の防水シートに損傷が無いため、とりあえず雨漏りの心配は要りません。
こちらも材料の入荷を待っています。
「屋根がずれてますよ」
「いまやらないと大変ですよ」などと
声を掛けてくる業者がこれから増えると思われます。
どこの誰だか判らない人間を屋根に乗せるのは「留守宅に他人をあげるのと一緒です。」
先ずはお知り合い、もしくは地元の業者にご一報くださいませ。