寒い冬もやっと終わりそうです。梅の花も、品良く満開に咲いているのをよく見かけます。
春を知らせる春一番は弊社には迷惑千万なのですが(笑)やはり暖かいのはイイですよね。
お客様が塗装リフォームを決断するまでに至る考え方に、ある「一貫性」を見つけました。
これが「よい塗装がお安くご提供出来る」という考えにピピッと通じたので書き留めます。
塗装リフォームでは、お客様からご連絡をいただいてからお打ち合わせ日を決めます。当日
の現地では、家屋の現状確認とお客様が気になっている箇所等のヒアリングが行われます。
お客様
「〇〇(家の部分名)がさぁ。アチコチ痛んじゃって
(剥がれ汚れ)ご近所にもみっともないからさ、そこだけ塗って欲しいんだ」
弊社
「ハイ!かしこまりました。しかしながら、そのためには作業員の安全確保のために家を仮
設足場で囲う必要があるんです。その金額はどうしても外せないんです申し訳ございません。」
お客様
「足場が約15~20万円も掛かっちゃうんじゃ、〇〇だけだともったいないよね。
外壁もそうだけど錆びてきた場所とかもあるし、この際だから全部お願いするよ。」
と、このようなお考えで塗装リフォームに踏み切られることが多いのではないでしょうか。
「痛んだ何処かしかを塗るために足場を掛け→そのついでに全体塗装する」
ということはつまり、外壁などの塗料のランクを
「何処かしか」が痛むであろう年数だけ維持できるグレードに「落とすことが出来る」
ということになります。
「木部は剥がれているのに外壁はピカピカ。これじゃ足場掛けるのはもったいないね。」
そのような理由で痛んだまま塗装に踏み切れない。といったケースはよくあると思います。
家屋には、雨戸や戸袋や庇などの鉄製品に木製品の破風板・軒裏・木枠など、その立地条件
や使用された部材の材質によって、痛みやすい箇所というものがかならず存在します。
家全体の事を考えれば
「あえて塗料のグレードを落とす」ということも、テクニックのひとつだと思いますよ(^^)
※家屋には塩ビ鋼板や亜鉛メッキ鋼板などの多種多様の部材が使われています。その見極
めが出来るのはやはり専門業者だと思います。
判らないことがありましたら、是非弊社にお声掛けくださいませ。