「え、こんなにするの!?」
お見積書を提出させて頂くと、思わぬ金額に
驚かれる方もいらっしゃるかと思います。
家が置かれてる環境や、経年による劣化の
具合によって塗装の仕様は変わりますが
家のカタチによっても
塗装の金額が大きく変化することがあります。
今回は、家を建てる際にも気をつけたい
塗装工事の料金が上がってしまう
家のカタチについてフカボリしていきます。
目次
〇屋根の角度が急
〇複雑な立体の建物
〇お隣と壁がギリギリ
〇まとめ
.〇屋根の角度が急
6寸勾配(31°)以上の角度となると
屋根を安全に歩く事がむずかしくなります。
作業員の滑落防止のために
屋根に沿っての足場が必要になるため、
足場は屋根分の面積が増すことになります。
.〇複雑な立体の建物
床面積はそれほどでもないのに
壁面積が多くなっているお宅さまが有ります。
家は立方体のような単純な形状だと
意外と壁面積は大きくならないのですが
建物が土地の形に合わせた複雑な立体に
なっている場合は壁の面積も
それに比例して増えてしまうのです。
.〇お隣と壁がギリギリ
塗装作業を行うには仮設足場が
必要ですが、足場を床板付きとするには
壁からの距離が60cm必要です。
これ以下の幅しか取れないとなると
パイプ上を綱渡りのように歩くこととなり
その狭さから作業効率が落ちてしまいます。
.〇まとめ
概算で塗装工事金額を算出するのによく
「床面積」が使われたりする事がありますが
上記のことにより、概算値と実際の施工金額
とのあいだに差が生まれる事があります。
誠実な業者なら気付いているはずなので
この事についても説明があるでしょう。
見積金額にはキチンとした理由があるのです。