横須賀市は、海に突き出た三浦半島の一部で、
同じ神奈川でも他の地域とは環境が違います。
弊社は1971年。51年前からずっと横須賀市で
地元の方に塗装サービスを提供してきましたが
いつも弊社がお客様に
「ていねいだ」と仰って頂けるのは、
横須賀の環境に即した塗装をしている。
このあたりの側面も在るのかもしれません。
そこで今回は、
弊社が横須賀地域に順応して今まで行ってきた
創意と工夫をお話し出来ればと思います。
目次
〇錆びやすい地域
〇屋根の高温への対策
〇風が強い立地
〇まとめ
.〇錆びやすい地域
横須賀を含む三浦半島は
全体が塩害(えんがい)地域となっています。
防サビを建材から対策されているお宅様は
注文住宅以外では見たことがありませんので
他よりも強力なサビ対策が必要だと思います。
-「塩害とは」コトバンクwebサイトより抜粋
塩分を多量に含む大気や風によって
空中の塩分濃度が高まり、建造物などが
被害を受けること。-
弊社の錆止めは、塗料の中でも密着が強力な
エポキシ樹脂です。その中でも2液型
(主材+硬化材)は、混ぜて初めて科学的に
「硬化」する材料で、乾燥で固まる従来品とは
膜の強さ、防錆力で大きな違いがあります。
さらに錆び易い所は2回塗りで強力にします。
.〇屋根の高温への対策
海の近くは日差しを遮る物も少ないので
夏には屋根の温度は80℃。冬は0℃近くまで
温度変化があります。(関東南部に於いて)
特にコロニアル屋根では
経年と高温で屋根材が反ってくると、その
すき間から雨が侵入するリスクが高まるので
屋根材を夏の高温から守ないといけません。
それには、遮熱(しゃねつ)塗料が有効です。
夏期ピーク時の温度を20℃も緩和してくれるので
屋根材の劣化を抑えることが出来ます。
.〇風が強い立地
海の近くは風が強まることが多いので
足場を囲うシートは安全のために適宜開閉する
必要があります。この作業は他社では
足場業者さんが行うことが多いようですが
弊社は自分たちで行います。
風の変化を目の前で感じられるので
より早く適切に強風に備えることが出来ます。
.〇まとめ
家の劣化は、建物の立地などのまわりの
環境に大きく左右されます。弊社の地元
横須賀ではその変化が判りやすい事も
ありますが、丁寧にキチンと手を掛けてあげる
ことで、家を健康に保つことができています。