状態の解説
業務日誌ー大谷石に塗装は不向き。
大谷石の門塀に厚膜の高弾性塗料が塗られていますが、今回はこれを塗装します。石は内部で表層が少し腐食しているようでした。 大谷石は水分を含みやすく結合が弱い材料なので、塗装で表面を覆ってしまうと充分に撥水できずに表層 …
ペンキの塗り方ー溝のある壁を塗る。
2016年6月8日 ペンキ屋さんのDIY業務日記状態の解説
外壁の仕上げ塗り1/2回目が順調です。壁の溝を先に塗っておいてから広い面をローラーで塗装しています。溝の部分もローラーで少し力を入れれば塗れてしまいそうですが、それは出来ません。 ローラーで塗ると溝に塗料が溜まってしまう …
業務日誌ー溶剤系塗料は縮む。
塗料メーカーに塗料の色を作って貰うために、色見本を渡しに来ました。 アクリルシリコン塗料をビニール板に塗ったら、板が反り返ってしまいました。 溶剤系の塗料は硬化するときに縮みます。そのために下地の密着が弱いところには塗れ …
業務日誌ー雨戸の下地調整。
雨戸の下地調整ですが、まるで伝統工芸のような模様になってしまっています。とにかく下地が剥がれるので、このようにせざるを得ないのです。 塗 …
業務日誌ー木部の下塗り。
布やすりなど手工具での下地調整が完了したので木部の下塗りを施工しています。陽当たりのよいところは紫外線で風化が進んでいて、もともとの塗膜も下地調整で取れてしまいました。 下塗り塗料は木材の塗料の吸い込みを止めるのと同時に …
業務日誌ートタン板の腐食。
5年ほど前に塗りかえ工事を行ったお客様から「屋根が剥がれた」とのご連絡を頂き、おうかがいしました。トタン屋根はもともとの下地から剥がれて金属が見えている状態。トタン板の経年による劣化が原因と考えられます。 工場で塗 …
業務日誌ー塗膜がよわいとき。
塗装を密着させるための下地調整作業がいよいよ終わり、塗装作業が始まります。ただそのまえに、旧塗膜の密着が弱いようなので耐溶剤の確認をします。 仕上げ塗りと同じ弱溶剤をウエスに染みこませて壁に密着させ、10分置いたと …
業務日誌ー木が腐っていました。
木部の下地調整が順調です。固いはずの木の柱に手工具の刃がサクッと入ってしまいました。柱の根元は内部から腐食して崩れ始めていたのです。 原因は雨水が柱の根元に入り込み木材は水を吸収、塗膜で覆われている木材から水は蒸発 …
業務日誌ー配管を壁から外してから塗る。
2016年5月31日 状態の解説
外壁を塗装するときには住宅設備の配管や電線にも気を遣います。 塗装工事をしたらその壁は10年以上ふたたび塗ることはありません。 そのあいだに設備機器は交換され、その跡が長年にわたり残ることもあるのです。 写真は湯沸 …
木の破風板に鋼板をかぶせる。
先日お邪魔しましたお宅さま。数年前のリフォームで木製の破風板(写真の赤丸印)に鋼板を貼られたそうです。 陽当たりの良い木部に鋼板をかぶせることは、表面の美観を保つにはとても有効な手段です。 木は紫外線による経年劣化で、木 …