新しい建材と対処
業務日誌-塗膜が丈夫でも壁が腐る。
屋上の防水床のまわりにあるサイディング製の破風板ですが、塗装の膜がバリバリ剥がれてしまい、剥がした後はカビが生えています。どうやら経年劣化で塗料の付着力が下がってしまったことで内部に空洞が出来、さらにそこにヒビ割れなどが …
状態解説ーシャッターの塗装。
先日シャッターを塗装しました。塗装を施すまえに問題になったのが写真左の赤くなったところ。シャッターBox内部のの機械部分のサビがシャッターに移ってしまっています。 シャッターbox内の機械部分は鉄で出来ているものも …
屋根材ー割れやすいカラーベスト。
カラーベスト アーバニーはコロニアル(スレート)屋根材の一種です。クボタ(現KMEW)製の屋根材で一般のコロニアル屋根よりも少々厚めに出来ており、その形状から高級感が漂います。またアスベストを使わない建材の先駆けとし …
業務日誌-カラーステンレスの屋根を塗る。
「この屋根なら塗装しなくてもいい屋根ですよ!!」という触れ込みで人気のカラーステンレス製のコロニアル屋根。のはずなんですが塗り替えのお仕事を頂きました。下地の金属はたしかにステンレスで錆びにくいのですが、塗ってある塗料は …
”屋根の雨もり”を防ぐ「タスペーサー工法」
コロニアル屋根は屋根材が一定の幅で折り重なった構造の屋根です。屋根の塗り替え工事を行うと屋根材どうしに塗料が詰まってしまい水はけが悪くなります。(上部写真)そのためにヘラで塗料の詰まりを切る「縁切り」という作業を行います …
塗料と木の色が、合わさると。
横須賀市の某寺院の軒裏をヒノキの板で張り替えたので、木目も生かした保護塗装を施します。今回はまわりの色に合わせた朱色になるので色を専用に作る必要があります。 木材に浸透させて発色する保護塗料は、単に塗料の色を作ればよいと …
業務日誌-50年もつ塗料は、ありません。
2016年2月24日 塗料レビュー、評価新しい建材と対処業務日記
横須賀市の某寺院の改修工事で、軒裏を張り替えるので朱色で塗装することになりました。施主さま(おしょう様)からご相談をうけたのですが「50年持たせることの出来る塗料はありますか?」「残念ですが、ありません。」そうです無いん …
業務日記-木毛セメント板。着色済み。
本日お引き合い頂きました室内の床のアップ写真ですが、木質系セメント板といいます。木材をリボン状に削り取った木毛をセメント質で圧縮・成型したものですが、木の暖かみを持ち、断熱・吸湿・吸音そしてセメントの防火性も備わった …
シャッター雨戸のお手入れ。
2015年10月20日 建築の雑学新しい建材と対処状態の解説
最近の新築にはよく採用されているシャッター雨戸。戸袋のためのスペースを必要としないために狭小な間取りの外壁などにも対応できる便利な建具だと思います。 ところでシャッター雨戸も鉄で出来ています。細かい部品が多いので部品同士 …
-サイディング外壁は厚い方で-
サイディング外壁(以降サイディング)は、最近の新築住宅の7割近くに採用されているそうです。サイディングには主に12mmと15,6mmのものがあります。(これ以上厚みのある商品も存在しますが一般的ではないので割愛)当然 …