業務日記
塗料と木の色が、合わさると。
横須賀市の某寺院の軒裏をヒノキの板で張り替えたので、木目も生かした保護塗装を施します。今回はまわりの色に合わせた朱色になるので色を専用に作る必要があります。 木材に浸透させて発色する保護塗料は、単に塗料の色を作ればよいと …
業務日誌-50年もつ塗料は、ありません。
2016年2月24日 塗料レビュー、評価新しい建材と対処業務日記
横須賀市の某寺院の改修工事で、軒裏を張り替えるので朱色で塗装することになりました。施主さま(おしょう様)からご相談をうけたのですが「50年持たせることの出来る塗料はありますか?」「残念ですが、ありません。」そうです無いん …
業務日誌-いぶし瓦を塗ろう!
横須賀市の某寺院の「し尾」(シャチホコじゃないです)を塗装するご依頼を頂きました。屋根の上にある1対の飾りで火除けのまじないだそうです。よく見ると、ところどころ経年劣化で粘土質が出てきてしまっていました。さすがに僕ら …
業務日記-木毛セメント板。着色済み。
本日お引き合い頂きました室内の床のアップ写真ですが、木質系セメント板といいます。木材をリボン状に削り取った木毛をセメント質で圧縮・成型したものですが、木の暖かみを持ち、断熱・吸湿・吸音そしてセメントの防火性も備わった …
業務日誌 クルマのカバーは布ですが。
塗り替え現場では安全(飛散防止)シートが貼ってあるので、普通は塗料がよそに飛ぶことはありません。しかし、万が一塗料が飛散したとしても何ごとも無いように備えておくのが職業人として当然の務め。 一昔 …
業務日誌ーちぎれた、屋根材。
2016年2月15日 業務日記
コロニアル屋根の密着処理を行なっていたところ「ガサッ!」突然足元を取られて転倒しかけました。転ぶような態勢では無かったのに?なんだろうと足元を見ると、屋根材の一部がちぎれたように切れていました。ちぎれた側は1mほ …
業務日誌-コンクリート塀の左官補修。
コンクリート塀のモルタル仕上げの層が浮いて膨らんでいましたので補修します。前回のブログでモルタル層まで剥がしましたので、次はモルタルを補修、、、したいところですが今回はしちゃあいけません。 モルタルは「石灰と砂の混合体」 …
業務日誌-コンクリート塀を「バリバリ剥がす」-
2015年12月12日 業務日記
堅牢なコンクリート塀も年月を経ると塗膜の密着が弱くなり、塀の上部や内部のクラック(ひび割れ)からの水分が塗膜の下に入り込んで塗膜を浮かせてしまいます。今回の塗替えの下準備として、浮いている塗膜をはがすところ …
業務日誌ー塗るところにシリコンはダメ!
サイディング外壁のパネル間に充塡してあるコーキング材から元の塗料が浮いていました。コーキング材はゴム状に固まりパネルの隙間を埋めるもので、気温の変化で伸び縮みします。 いまのところ、この伸縮に完全についていける塗料という …
業務日誌-下塗りと錆止めと下地処理-
塗り替え工事では綺麗な色がついた仕上げ塗料ばかりがクローズアップされがちですが、塗るものへの密着を与える役目を持つ下地処理塗料というものも同様に大切です。有名なものとしては鉄部への錆止め塗料ですが、木部にも下塗り塗料とい …