建築の雑学
「破風板の塗り替え10年目」を比較。
2017年6月29日 建築の雑学
写真の左右とも別のお宅様ですが、塗り替えてから10年経過した破風板です。左は木の破風を塗装した 後ガルバリウムで被せたもの、右は塗装だけで仕上げたところです。太陽からの紫外線は塗膜を貫通し、 木の表皮を風化させて塗 …
コロニアル屋根のアスベストについて。
「発がん性のあるアスベストが全国の公営住宅の少なくとも2万2000戸で使われていた事が明らかに なった」とのニュースを見ました。住民の方々に不安が広がっているそうなので、国や各自治体にはしっ かり対応して頂きたいと思いま …
業務日誌ー木の板壁を擦っています。
木製の板を組み合わせた壁。縦羽目板張り(たてはめいたばり)と言います。モダンな雰囲気が良いです ね。今回こちらを塗装するのですが、旧塗膜は経年劣化が酷くて半分以上が風化してしまっています。サ ンドペーパーなどを使っ …
トタン屋根を交換したときに、覚えておくこと。
板金屋さんに、古いトタン屋根をガルバリウム鋼板の屋根に交換して貰いました。新しいデザインはすっ きりした印象で、とてもキレイに仕上がっています。ところで交換した屋根というのは、新築時に取り付 けた方法とは少し違うや …
業務日誌ートタンの剥がれを解説します。
これから工事が始まります。トタン板で出来ている庇(ひさし)の塗装が剥がれて、亜鉛メッキの素地が 見えてしまっています。このカラートタン(商品名)は鉄板に亜鉛メッキを施した上に工場塗装されたも のです。(トタンについ …
よくあるベージュは「土」の色。
今回塗装する壁の配色を、お客さまと相談しました。現状は薄いクリーム色ですが今回の配色も、写真の クリームかベージュといった抑えた色彩です。やはりクリームとベージュ系は人気の配色ですね。ときど き「家らしくない」派手な色を …
業務日誌ーヒビを埋めてから塗る。
モルタル外壁に出来たヘヤークラックと呼ばれる細かいひび割れ。壁の経年劣化によって必ず現れる厄介 者です。これも塗装業者の専門分野の範囲内ですので、キッチリキレイに治すことが出来ます。まず高圧 洗浄で汚れ・塩分・風化 …
塗料の適材適所ーコロニアル屋根。
屋根の仕上げ塗り。1/2回目が終りました。写真の白いところは屋根棟などの鉄で出来ている部材で、 さび止め処理のままにしてあります。一緒に塗ってしまえば手間要らずのように思えますが、まだ塗れな いんです。屋根は今回、 …
配色事例-トーンで合わせる。
外壁の塗装が完了です。施主さまからはポイントとして、紺色を使いたいとご指定頂きました。 壁と水切をトーンで合わせ、柔らかで穏やかな印象が出るようにしました。住宅では青などの 寒色はとても目立つので、小さい面積で使うと効果 …
「新築からの塗り替え」の目安-破風板のマダラ。
新築時に取り付けられる窯業サイディングには、外壁材のように塗装 されて搬入されるものと、軒天井のように無塗装で搬入されるものが あります。塗装時の飛散の影響を考えてのことか、無塗装のサイディ ングは水性塗料で仕上げ …