建築の雑学
富岡製糸場の木。保存はどうするの?
群馬県富岡市にある「富岡製糸場」の見学に行って来ました。わが国の近代化に大きく貢献した工場で、敷地を含む全体が国の史跡、初期の建造物群が国宝および重要文化財なのだそうです。 ガイドさんの説明のもとに色々学びました。 …
業務日誌ー大谷石に塗装は不向き。
大谷石の門塀に厚膜の高弾性塗料が塗られていますが、今回はこれを塗装します。石は内部で表層が少し腐食しているようでした。 大谷石は水分を含みやすく結合が弱い材料なので、塗装で表面を覆ってしまうと充分に撥水できずに表層 …
業務日誌ー長く伸ばして塗る場合。
2.5mほどの高さのある玄関ポーチの天井を塗っています。自撮りなので棒しか見えませんが(笑) 高さがあって面積が広いところを塗る場合は、そのつど足場を用意するよりもローラーの柄を伸ばして塗った方が効率が良いことがあります …
業務日誌ー梅雨の雨。
横須賀では梅雨に入ってからはじめての朝からの雨。塗り替え工事も雨にはかないませんが、山本塗装はお客様にご迷惑をかけぬようムダ無く現場作業を円滑に進めます。 昨今のアクリルシリコン塗料などは塗った塗料の揮発成分が乾燥し、硬 …
業務日誌ー溶剤系塗料は縮む。
塗料メーカーに塗料の色を作って貰うために、色見本を渡しに来ました。 アクリルシリコン塗料をビニール板に塗ったら、板が反り返ってしまいました。 溶剤系の塗料は硬化するときに縮みます。そのために下地の密着が弱いところには塗れ …
業務日誌ー雨戸の下地調整。
雨戸の下地調整ですが、まるで伝統工芸のような模様になってしまっています。とにかく下地が剥がれるので、このようにせざるを得ないのです。 塗 …
業務日誌ートタン板の腐食。
5年ほど前に塗りかえ工事を行ったお客様から「屋根が剥がれた」とのご連絡を頂き、おうかがいしました。トタン屋根はもともとの下地から剥がれて金属が見えている状態。トタン板の経年による劣化が原因と考えられます。 工場で塗 …
業務日誌ー木が腐っていました。
木部の下地調整が順調です。固いはずの木の柱に手工具の刃がサクッと入ってしまいました。柱の根元は内部から腐食して崩れ始めていたのです。 原因は雨水が柱の根元に入り込み木材は水を吸収、塗膜で覆われている木材から水は蒸発 …
木の破風板に鋼板をかぶせる。
先日お邪魔しましたお宅さま。数年前のリフォームで木製の破風板(写真の赤丸印)に鋼板を貼られたそうです。 陽当たりの良い木部に鋼板をかぶせることは、表面の美観を保つにはとても有効な手段です。 木は紫外線による経年劣化で、木 …
業務日誌ートタン屋根の塗装中。
先日の塗り替え7度目のトタン屋根です。下地調整とさび止めが完了し、 仕上げ塗りの1/2回目までが完了しました。塗っても元々の凹凸は消えませんでした。 既存の塗膜をすべて剥がすのは現実的ではないので、浮いた塗膜を大き …