建築の雑学
業務日誌ー仕事ぶりを見ていたので。
山本塗装では、塗装したお客さまのご近所の方から塗装の依頼を頂くことが多いです。「真面目な仕事ぶりを見ていた」「とてもていねいに作業していた」「前の業者と全然違う」とても嬉しく思います。 「どこに塗装を頼めばよいか分からな …
壁の模様とよごれ。
先日お邪魔したお宅様の外壁です。玉状の複層塗材を吹きつけてローラーで平らにつぶした模様で、スタッコ仕上げと呼ばれます。こちらの壁のように模様の凹凸が深いことも、外壁が汚れやすくなる原因のひとつです。 雨が降っても壁の模様 …
シャッター雨戸のお手入れ。
シャッター雨戸は従来の雨戸とは違い、戸袋のスペースの分窓を大きく取れるので開放的なお部屋を作ることができます。 ただシャッターを巻き取る部分のシャッターBOXは「機械」なので、5〜10年に一度は油などを差してあげな …
現場調査ー築15年ほどのお宅様。
先日お邪魔したお宅さま、築15年ほど経ったとのことでお伺いさせていただきました。外壁はコーキングの割れが目立ち始め、表面の塗膜もチョーキングを起こしていました。 早めに傷みやすい破風板や軒天井(写真右)には銅板が巻かれて …
現場調査ーコロニアル屋根
先日お邪魔しました築15年ほど経ったコロニアル屋根の様子です。オレンジ色に見えるのは屋根に生えたコケの一種。コケが生えているということは「屋根材に水が染み込み始めた」ということです。 写真をご覧になると分かりますが …
状態解説ー影に隠れたところを塗る。
住宅にはぱっと見ただけでは見えづらい場所や、建具のかげに隠れていて覗き込まなければ見えない場所というのがあります。ベランダなどの建物本体より後から取り付けたものには、壁の一部や幕板などの木部が隠れています。 のぞき込めば …
二回塗りの色を変える理由。
2016年5月6日 建築の雑学
山本塗装では二回塗りする作業では1/2回目と2/2回目とでは色を変えて塗っています。同じ色を塗った方が作業は簡単なのですが、ある理由があってそうしています。 ひとつはお客さまへの「二回塗りの見える化」です。色を変えて塗っ …
状態の解説ーニスの上にペンキ。
玄関まわりの色彩も決まったので、いよいよ塗装のための下地づくりに入ります。新築時に塗られていたのは俗に言うニスです。屋外の木部は紫外線によって表皮が風化してしまうので、太陽光を透過してしまうクリア塗装は木肌が劣化し …
業務日誌ー安全と効率のバランス。
先日のお家の水洗い。写真は屋根の様子です。作業効率と安全とのバランスを考えた結果だったり壁の凹凸の関係で、屋根から仮設足場が離れてしまっているところがあります。 くわえて高圧水洗浄の際には屋根が濡れますので、安全面 …
似た色で合わせる。離れた色で合わせる。
2016年4月5日 建築の雑学
配色のしかたとして、ほぼ似かよった色を隣り合わせる配色をカマイユ配色(色相トーンともに近似)といいます。ちなみに色相とは赤橙黄緑青紫に代表される色味のことで、トーンとは「鮮やか」であるとか「くすんだ」といった印象(明度と …