建築の雑学
業務日誌-トタン屋根を取りかえる。
やっと塗装まで完了しました。長年お客様のお宅を守っていたトタン屋根が先端部だけ腐食していたので、銅工屋さん(板金工事)にお願いして交換してもらいました。もともと屋根の傾き(勾配:こうばい)がゆるやかで雨が溜まりやすか …
業務日誌ー雨どい?それって何ですか?を塗る。
雨どいの塗装をご提案した際にお客さまに質問されます。「雨どいって何ですか?」少しビックリしました。どのお宅様にもかならず付いてる建具ですので、一般の方にも浸透していると勝手に考えていたので意外だったからです。 雨どいは屋 …
ベランダの床を塗る(塩ビシート防水)
「ベランダの床が汚くなったきたので塗ってほしい」とのご依頼を頂きましたので、さっそく現場調査におうかがいしました。まずはどのような床なのかを確認します。 チェックするのは継ぎ目とカドカドの処理。 …
業務日誌-いぶし瓦を塗ろう!
横須賀市の某寺院の「し尾」(シャチホコじゃないです)を塗装するご依頼を頂きました。屋根の上にある1対の飾りで火除けのまじないだそうです。よく見ると、ところどころ経年劣化で粘土質が出てきてしまっていました。さすがに僕ら …
業務日記-木毛セメント板。着色済み。
本日お引き合い頂きました室内の床のアップ写真ですが、木質系セメント板といいます。木材をリボン状に削り取った木毛をセメント質で圧縮・成型したものですが、木の暖かみを持ち、断熱・吸湿・吸音そしてセメントの防火性も備わった …
状態の解説-サイディング外壁(スタッコ模様)
定期的に塗り替えるのはどんな外壁でも最良のメンテナンスですが、サイディング外壁は特にそれを強いられる材料です。キチンとスケジュールを立てて塗り替えることで、大事な我が家はいつまでも健康な状態を保つことができます。 上の写 …
唯一無二。銅板屋根。
2016年2月3日 建築の雑学
塗装とは直接関係ないのですが常々良い材料だなぁと思っている、銅葺き屋根の特徴を塗装店の視点で考察してみます。銅板の屋根は最近ではほぼ神社と仏閣でしか見つけることはできませんが、非常に優れた屋根の材料です。 …
業務日誌-下塗りと錆止めと下地処理-
塗り替え工事では綺麗な色がついた仕上げ塗料ばかりがクローズアップされがちですが、塗るものへの密着を与える役目を持つ下地処理塗料というものも同様に大切です。有名なものとしては鉄部への錆止め塗料ですが、木部にも下塗り塗料とい …
「塗り替えても塗料が長持ちしない!?」
とあるアンケート調査によると「家って建てればもう、塗らなくて良いんだ」という認識を約7割の方が持たれていると聞きました。 ですが、塗装で仕上がっているものは「必ず塗り替えが必要です」。 たとえ工場塗装で仕上げられていても …
いぶし銀!!を塗れるんです。
横須賀市内の、お寺の本堂の塗り替え補修工事の現場調査に行ってきました。おもに木部とコンクリート製の柱、そして屋根のてっぺんの鴟尾(しび)の塗り替え工事です。いぶし瓦で出来たその姿は時代を感じさせます。鴟尾は本来一 …