お客さまと配色についてお話しました。「玄関の庇が奥まっていて玄関が暗い印象が
あるので、明るくて品良くまとめて欲しい」とのことでした。品良くまとめたいので、
外壁の色の系統(色相といいます)はそのまま使います。玄関扉は古い木の扉です。と
ころどころ下地から剥がれていました。古い木は木の素地から剥がれていくので、木の
素地に似た色にして風化に対応させます。玄関の枠まわりは、明るい印象を損なわない
ように壁と扉の色の中間としました。写真では解りづらいですが扉と枠との色の差はこ
れでギリギリで、これ以上濃い色にしてしまうと扉と同じ色に見えてしまいます。
やはり「家の色」というのは赤や黄色を含んだ暖かい色が合いますね。すっきりキレイ
にまとまったと思います。いかがですか?