サイディング(12mm厚) サイディング(16mm厚)

サイディング外壁(以降サイディング)は、最近の新築住宅の7割近くに採用されているそうです。サイディングには主に12mmと15,6mmのものがあります。(これ以上厚みのある商品も存在しますが一般的ではないので割愛)当然16mm物の方が若干高価です。ですが16mm物には材料的に丈夫なこと以外にも多くの利点があります。

厚みがあることによって連結部のコーキング充填材が外壁の少し奥まったところに配置されます。このことにより日光の紫外線が当たる時間が短くなり、コーキングが長持ちします。

②そして取り付け方法の違いです。12mm物の多くが釘打ちで固定するのに対して16mm物はほぼ金具止めです。金具止めは釘打ちよりはるかに地震などへの耐久力が高いのです。

以上が16mm物の利点ですが、新築されるときにはもう一つ注意したい事があります。通気工法と呼ばれるもので、大概のサイディングの標準工法になっています。熱を溜め込むと変形しやすいサイディング壁内部に空気の通り道を15mm程度空ける工法です。施工時には通気工法かどうか確認してみてください。

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