立春も過ぎ、気温も少しづつ春のそれに近づいてきました。真冬のあいだは天気も安定して
いて工事がとても順調でしたが、暖かくなるにつれて雨だ雪だ強い風だと邪魔者も(弊社に
とってですが笑)やって来ますね。できれば「すこーしづつ、ゆっくーり」とやって来てく
れると理想的です!お願いしますね!とお日様にノンノンしておきます。
春の足音が近づくと気になってくるのがスギ花粉です。あの森、切ってくれないかな?って
ホント思うんですが。-現在、日本の森林面積のうち18%に当たるおよそ448ヘクター
ルがスギの人工林でありその多くが樹齢30年以上です-(林野庁webサイトより)
人工林の整備は昭和40年代後半ごろから、とも書いてありましたが。アレ?
そうなると、樹齢30年以上どころか「多くが樹齢50年近く」なのではないですか?
林野庁や政府の怠慢さが、日本の森の健康的なサイクルを壊し続けているように見えます。
いいように「振り回して」「放ったらかしにされた」林業の方々や日本の森林の現状は大変
厳しいと言わざるを得ません。
-国産材(針葉樹)を家具として利用するために、オフィス家具等を製造販売するオカムラ
は課題であった柔らかさや割れに対して最適な木材用塗料を日華化学、大谷塗料と共同開発
した。
この「木材用紫外線硬化型ウレタン塗料」の特徴は、スギ材に対して耐傷性、衝撃性を付与
する硬度に加え、木材の反りや収縮変化に追随することが可能。硬さと伸びの相反する特性
を、独自のポリマー技術で両立している。また、木材の温かみや触感を損なわないポリマー
弾性に加え、耐久性、防汚性といった機能性も付与している。最後に植物性由来原料を使用
しており、環境、安全に配慮されている。ー(WEB塗料報知 2018.12.17記事より抜粋)
建築塗装の山本塗装としては「収縮変化に追随する木工塗料」ということで「お、もしかし
て建築にも応用できるのかな?」なんて勝手に期待してしまったんですが、屋外環境に適応
させるには「水分」といった大敵がいますしね...残念。
しかし理念には大いに賛同します。是非この動きが全国に広まって欲しいと切に祈ります。