sample_06

600倍の高弾性、純アクリル塗料で遮熱性を持ち防水性が高いと評判のアステック防水塗料。一昔まえに一世風靡をした「単層弾性塗料」に似た性質を持つオーストラリア製の塗料です。

高機能な塗料では塗装される側、住宅のコンディションにも注意が必要です。厚膜の高弾性塗料で一番怖いのは内部からの湿気です。湿気の原因は室内の結露または壁が劣化していた中で内包された水分などです。水が気化したときには面積は約1700倍に膨張します。高い弾性力があだとなり風船状に膨らむ危険があるので立地により期間も前後しますが、目に見える劣化がないうちもしくは新築から10年以内には塗装したほうが良いでしょう。

2回目以降の塗装には下塗り不要とありますが、厚膜の塗料は外壁の湿気を閉じ込めてしまいます。膨れが出る可能性が飛躍的に上がってしまいますので弊社としてはこれを再度塗装する事はおすすめできません。あとメーカー様にご質問したいのは、浸透性の低い水性塗料において下塗(密着処理材?)が不要というのは塗装業としては考えにくいことですがどうなのでしょうか。

このサイトをフォローする!