コロニアル塗装

先日お客様に、「コロニアル屋根に遮熱塗料が良いとのことですが、実際に効果はあるのでしょうか?」とのご質問を頂きました。

確かにパンフレットを見る限り、表面温度が下がるにしても「部屋の温度がどの程度下がる」などの具体的な内容には触れられていません。

一般に室内の温度を26℃に保つための熱負荷は、夏のコロニアル屋根の表面のピーク時の温度を70~80℃とすると、46~56℃の熱負荷があります。

ただ、この温度が100%部屋の中に熱負荷として入る訳ではありません。屋根材と天井裏の空気層でさえぎられて1/4程度。室内においては11.5~14℃の負荷となります。だいぶ脱線しましたが本題です。遮熱塗料は屋根の表面温度を60~65℃まで下げる効果があります。つまり最大で15℃表面の温度が下がるので8.5~9.8℃の負荷となり、

①部屋の温度が最大で3~4℃下がる効果があります。

そして遮熱塗料はもうひとつ効果があります。コロニアル屋根は大変、熱をため込みやすい材料です。表面温度を10~15℃下げてくれるので、

②屋根の「反り」の防止に役立ちます。

反りが大きくなると雨漏りの原因ともなるので、遮熱塗料は屋根を長持ちさせるには大変有効な手段といえます。

 

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