外壁をさわったときに手に粉が付く
塗装の樹脂が風化して粉状になっている現象です。これがさらに進行すると
- 塗膜のはがれや塗膜にヒビが発生します。
- 塗膜と壁材の間に水が浸入し、膨れ・カビが発生。
- 壁材自体にヒビが発生します。
- 水が浸入、雨漏りやカビの原因となります。
壁の継ぎ目にスキマが出来てきた
継ぎ目のシーリング材が風化して硬くなり、寒暖による壁材の伸び縮みに付いていけず、割れたものです。この状態を放置していると
- 外壁内の防水シートとの間に水が浸入します。
- 状況によっては室内の壁や天井にしみが発生。
- 壁自体にヒビや腐食が発生します。
- 水が浸入、雨漏りやカビの原因となります。
髪の毛のような細かいヒビが目立ってきた
構造クラックと呼ばれるもので、地震や構造上の原因で 外壁に負荷がかかりヒビ割れた状態です。
○状況によっては外壁と中の防水シートの間に水が浸入し、雨漏りや屋内のカビの原因となります。
雨戸やシャッター等の鉄部に、白い粒が浮いてきた
◯焼き付け塗装の鉄部は塗膜が 強固なために、初期の錆びは小さな粒のように発生します。
屋根にカビや藻が生えてきた
屋根の樹脂が風化し、カビが生えた様子です。これがさらに進行すると
- 繊維である屋根材に水が浸透していきます。
- 下の防水シートに水が浸入します。
- 防水シート下の木材が腐食します。
- 雨漏りが発生します。
屋根材同士のスキマが大きくなってきた
塗膜の劣化により屋根材自体が水を含むようになり浸透、乾燥を繰り返したことで反りが発生した状態です。これがさらに進行すると、
- 強風時には水が容易に侵入し、雨漏りの原因となります。
- 屋根の葺き替え等が必要になります。