業務日誌ー木製のテラスを塗る。
2016年7月5日 業務日記
木で出来たテラスの仕上げ塗り1/2回目を塗っています。このような複雑に組まれたものを塗る場合には少々コツがあります。 まずは常に手が届く状態の高さに足場をつくります。登ったり降りたりの時間を減らすためです。また目を離さず …
調査案件ー遊園地の塗装とメンテナンス。
開演から33年の千葉県浦安市の遊園地です。このエリアもオープンから20年もの月日が経ったそうですが、海沿いの立地にもかかわらず昔と変わらずピカピカなままです。 見た目は木や石に見えるものも触れた感じは塗装、ではなく樹脂で …
軒天井を塗る。(ケイ酸カルシウム板)
2016年7月3日 新しい建材と対処
軒天井を塗っています。写真はそれぞれ密着材の塗布後と、仕上げ塗りの1/2回目の後の下地調整の様子です。 これは最近の軒天井に使用されているケイ酸カルシウム板(以後ケイカル板)という素材です。加工がしやすく腐食しにく …
業務日誌ーベランダの、下の屋根を塗る。
トタン屋根を塗っています。しっかりと塗りたいのですが、ベランダの床と下にあるトタン屋根のあいだに身体を入れるスペースがありません。 ベランダの下は隠れているところなので塗装自体は長持ちしますが、ホコリや塩分がたまり …
調査案件ー樹脂なのに、木に見える。
2016年7月1日 新しい建材と対処
弊社の近所なのですが、何も塗られていないように見える木の破風板(写真赤丸/写真は別のお宅です)が 10年以上経っても新築当初の美しい木目の模様を保ったままでいます。普通なら風化がはじまる頃です。 木材では処理を施さないと …
環境色彩ーまちなみの色合い。
2016年6月30日 建築の雑学
派手な黄色に塗られた建物があります。街中の景色の中ではポツンと浮いているように見えるので、まちなみ全体がバラバラな印象にも見えませんでしょうか。 これも施主さまが色を指定したのでしょうが、思われたイメージとは多分違ってし …
コンクリートが落下する?
家を載せているデッキプレートを下から見たところです。鉄骨の梁(はり)の近くにあるデッキプレートが錆びて落ちており、内部のコンクリートが見えてしまっています。 強度の多くをデッキプレートに頼った工法のために、コンクリート自 …
業務日誌ーここまでしないと剥がれるトタン。
かるく夏の日差しの、梅雨の中休み最終日でした。トタン屋根の上で剥がれた塗料を剥き、表面の亜鉛のつや消し状の不活性層まで擦りおとします。 ピカピカの状態にまで下地調整をしたあとは密着力の強いエポキシ系のプライマー処理をして …
業務日誌ー木部の下塗り(タッチアップ)
木製の枠まわりの下地処理が順調です。もともとの塗膜がはがれたところは写真のようにタッチアップ処理をしておきます。 これがなぜ必要なのかというと、剥がれなかった所との表面の「肌」の差を無くす必要があるからです。 最近主流の …
さび止め塗料のうえに塗れる期限。
さび止め塗料を塗っています。俗に赤サビと呼ばれるシアナミド防錆塗料は、環境への配慮のために姿を消しました。現在では錆止め塗料といえば2液型のエポキシ防錆塗料です。とても丈夫な塗膜が素地への空気を遮断してさび止め効果を発揮 …